COLUMN 英語コラム

新生児から19歳までの年齢層を表現する英語表現

2019.11.20

人の成長度や成熟度を表現する時、年齢層ごとにつけられた呼び名を使うことがあります。大きく分けると「子ども」と「大人」で、もう少し細かく分けると「幼少期・少年期・青年期・成人・中年・老年」などと呼ばれます。今回はこれらのうち、新生児から19歳までの各年齢層についてそれぞれの英語表現をご紹介します。

■新生児
「新生児」は生まれたてから生後1カ月くらいまでの赤ちゃんのこと。英語ではnewbornまたは、newborn babyと呼びます。日本語でも英語でも、new「新しく」born「生まれてくる」という意味を持つ言葉から構成されているので、覚えやすいですね。

■乳児
一般的に、「乳児」は年齢でいうと生後1年くらいまでを指します。英語だとinfant[ínfənt]。ただしinfantは乳児よりも幅が広く、時には新生児を含め、さらに2~3歳になった幼児を含めることもできます。

日本語の乳児は漢字からも想像できるように、母乳やミルクなどを主食とする年齢層を想定しています。英語でも新生児や幼児と区別する時には、ミルクを吸っている様子からsucking babyと呼ぶこともあります。

■幼児・小児
よちよちと歩くくらいの「幼児」をtoddler[tɑ'dlər]と呼びます。年齢層としては、infantとかぶる部分も、時にある表現です。実はこれ、toddle「不安定な足取りで歩くこと」を意味する単語から派生した言葉。

toddlerの語源のように、子どもの動作から成長を見た呼び名もあります。ハイハイするとcrawler[krɔ'ːlər]、よちよち歩くとtoddler、そして自由に歩き回るとwalkerへと呼び名を変えていきます。

■子ども・小人
childという子ども全般を指す言葉があります。広義ではnewbornから18歳くらいの学齢期までを含みますが、日本では小学生くらいまでをさすことが多いようです。

よく似た表現である「小人」は、乗り物などの料金でよく見かける表現ですね。子ども料金が適用されるのも、小学生くらいまでが多いでしょう。childとほぼ同じ感覚で使われるkidは、少しくだけた表現をする場面で見かけます。

■13歳以下
13歳という年齢境界には、西洋の宗教的背景が影響しています。古くは13歳が成人の年とされていたためですが、現代に当てはめるとずいぶん早く感じられますね。

そして、数字を数えていくとき、12はtwelveですが、13からはthirteenのようにteenがつくようになるので、13歳から19歳までの時期をteenage、年齢層のことをteenagerと呼びます。この呼び方を応用し、teenager前の10~12歳頃をpreteen(ティーンになる前)とも呼びます。

■13~19歳
この年齢こそがteenage。そして、teenageの真ん中にあたる16歳は大人の入り口。アメリカやカナダでは、少し特別な年齢としてsweet sixteenと呼んでお祝いします。この16歳を境に、16歳以下をlow teen、17歳からをhigh teenと呼び分けることもあります。

teenagerたちはほかにも、minorやadolescence[æ`dəlésns]と呼ばれることがあります。minorは「未成年」のこと。adolescenceは「青年期」のことで、high teenから20歳くらいまでの年齢層を表現します。

年齢は誰もが平等に1年ずつとっていきますが、成長や成熟の度合いには個人差があります。特に子どもや若者ではそれが顕著です。実際の英会話の中で年齢に関連する呼び方をする時には、本人やその保護者に失礼にならないような言葉選びも必要でしょう。スムーズな会話にするためにも、複数の表現を押さえておきたいですね。